「菫ちゃん、朋ちゃん、おはよ!」




新しい通学路をもうダッシュして二人の間に飛び込んだ。






「なんちゃん、おはよう」





「菜乃葉、おはよう」






私、小田切 菜乃葉。今日から高校1年生です。







二人は中学からの親友。




一人は、花湯田 菫ちゃん。

髪が金髪に近い色で、ふわふわロングでまるでお姫様みたいな感じだ。

目はとろーんとしてる二重で、おっとり系。
茶色い目をしています。
目、大きすぎてすごいです。

唇もつるんとした色っぽい薄ピンクで、ほっぺたは、ぷにぷにしている。

体型は完璧少女。




そしてもう一人は、森田 朋佳ちゃん。

髪はストレートなロングで、黒色。

目はキリッとしてるぱっちり二重。
瞳の色は、少し藍色に近いかな。
すごいきれいな目をしています。

唇は、少しピンクに近い色。
誰もがキスをしたいぷるんとした唇。

輪郭はすごい細い感じです。

あと、鼻が高いです。

私にとってお姉さん的存在です。







二人はモテモテです。
ヤバイくらいもててます。





それにくらべて私は、
目は、ぱっちり二重。
輪郭は、細い方。
鼻は、高くないし。
髪は、茶髪のセミロングで、ボサボサだし。
モテないし。




二人とは大違いの人間だ。





でも、一緒にいたいとは思う。








だって、私には二人しか親友と呼べる人がいないから。







二人しか、友達がいないから。