「何だよいきなり…」 「俺らより、やっぱり柊也と朱音が仲良かったなーって。 いつもみせつけてんのかっつーくれぇ」 「…ははっ」 「俺の前で強がんなよ、柊也」 今でも忘れるわけがない 朱音の 笑った顔 泣いた顔 怒った顔 照れた顔 あきれた声 叫んだ声 甘える声 俺のことを見つめる瞳 俺の彼女だった朱音は、いなくなったのか…?