「ちょっ、だめ!」
朝陽の手を払いのけると
シュンとした表情で見られた。
「陽南に嫌われた…」
「べ、別にそういうつもりじゃ!」
「じゃあなに…」
「恥ずかしい…もん。」
「そういう可愛いこというからいじめたくなんだろ?」
にやりと笑うと
言葉とは裏腹な優しいキス。
「お風呂、入ってきなよ」
「んー、やっぱやめた」
「なんで?」
「陽南が火事とか起こしたら困るし」
「なっ!起こさないよ!」
「それに、陽南と一緒に入りたいし?」
「やだっ!わ、私はお風呂なんかいいもん!」
「え、意外」
「…?」
「あんな舐めたからシャワー浴びたいかと思ったんだけど。」
「…っ!///」
そ、そういうものなの?
アレの後って
シャワー浴びるのが
普通なのか!