「何も…わかんないもん。下手だったりしても笑わない？」


「笑うわけないじゃん。てか俺も初めてなんだから下手とかわかんないし。」


「そっか…じゃあ頑張る」


「頑張ってやることじゃないでしょ」




ファイティングポーズをとる陽南に


思わず笑みがこぼれる。




「無理してるとかじゃないもん！陽南も…朝陽のことしりたいもん。全部。」


「じゃあ…教えてやる」




俺らの初めては


深いキスから始まった。