side Asahi




俺の膝の上でうとうとする陽南を


ベッドに運んでねかせてやった。





俺も陽南の横に肘をついて寝そべる。





スヤスヤと眠る陽南が


たまらなく愛おしい。





今ならちょっと


兄妹で良かったと思えるかも。





こんなに近くで寝顔見れるし。






サラサラな髪に触れたくて


優しく撫でると


心なしか陽南の頬が緩む。