視線の先にいるのは、今日来てる男の子たちの中でもひときわ目立つ男、前島悠。

目が合うと、口の端を上げ笑ってきた。

なんなのよ、もう。

そしてやっと、合コンもお開きになりやっと家に帰れると思ってたのに

「なぁ、俺と付き合って。」

はいっ!?

「返事は」

「はい。」

「じゃあこれからよろしくね、マナ。」