『おばぁちゃん、大丈夫?何か欲しいものある?』


私は心配して声を掛けたのに、ばぁちゃんの答えはこうでした。


『じぃちゃんにもう一度会いたいなぁ…』


…う~ん。
じぃちゃん亡くなって寂しいのは分かるけど…
それは無理!!


『違うよ。何か飲みたいのとか、食べたいのだよ。』

と言うと、またまた見当外れの答えが!!

『そうだね~。そう言えば、おばぁちゃん流行最先端でしょ?』


…確かに。
今の時期にインフルエンザ流行ってるけどさ、流行最先端って…

あんまり嬉しくないよね~。
頭痛いし、気持ち悪いし、体中痛くて最悪じゃん!?


私は、ばぁちゃんの答えには反応しないで部屋を後にしました。