「……破廉恥な」

「なんでょ~。ちょっとくらいいいじゃねーのョ」

蜜の冷たい腕をちょっと枕にするだけだって。
だって氷枕ないし。


「あ~~~…つらい」



くたり、と私の膝に頭を乗せた真ちゃんは、目を閉じて。

もぞもぞとスカートをまくり上げた。



「ちょっ……破廉恥!!破廉恥!!」

「頭に響く…ちょっと素肌貸せっての」

お前の冷たい肌は今、俺の為にあんのょ?わかる?