「…菓子は……ねぇな……」
「じゃあ悪戯だね」
「えっちな感じで?」
「…違うし」
私は、真ちゃんの体を服の上から探る。
無抵抗でいる真ちゃんは、ソファーに寝た、まま。
馬乗りにはならないけれど、ペタペタと触る私を、面白そうに見ている。
「…何すんの? つーかナニしていいの?」
「イイ訳な……ぁああぁッ!?」
電光石火。
体を探る私の手を掴んで、いきなり自分の股間に押し当てた真ちゃんは、弾かれたように笑い出して。
「蜜ったら大胆」
と、ようやく楽しそうに、いつものように。
不敵な笑みを、浮かべた。
くっそう…!!!
感触が…!!!
手に感触がああああ!!!
なんで、どうして…半臨戦態勢なんだ!!!
「ギンギンが良かった?そりゃさすがに哲に殺されるかと思って遠慮したのに」
「半も遠慮してよっ!」
「健康な大人の男なんだから仕方ないでショー?」
しっ……仕方ない……の?
…マジで?