そのうちに、ずるずると真ちゃんの膝に崩れた私は、おとなしくなって。

彼のお腹にしっかり抱きついたまま、動かなくなった。

………らしい。




「哲……これ…」

食っていい?



「…駄目に決まってんだろ」



馬鹿な私は、真ちゃんの股間に顔を埋めたまま。

…アイス、と呟いた。

……らしい。




「……アイスだっつってさぁ……口に押し込……」

「噛まれて死ね」



「すげー試したくね?」

上手い事こう…舐めねぇかな。





なんて品の無い事を言うんだ!! と。

素面なら喚くだろう私は、すやすやと。

品も何もなく、男の股間に顔をうずめて。

引き剥がそうとされた事に、無意識に抵抗した挙げ句に。


ぐりぐりと、真ちゃんの大事大事な箇所で、首を横に振った。



………らしい。