「………あ゛~…」


腰から肩甲骨までを、足指で少しずつ圧迫すれば、哲がいちいち呻く。



やー…、実に…オヤジくさい。





「…いい…けど軽い…な……」


「もっと強く?」

「…うん…乗って」

「え」


「………乗っかって、背中歩いて」

「………………えぇ…」



いくらなんでも、重いんじゃあ……



「いいから」

「…う、うん」




確かに私は、比較的軽めだけれども……や、乳無いし。

もう少し太れば乳も膨らむ、と言われるけれど………。




「あぁ~……」


背骨を避けて、両脇の筋肉を踏む。
ぎゅう~~っと、掴むようにして。