笑い転げる私と、笑いながら憤る真ちゃんに。

完全に引いた顔をした哲は。




「…ああ………」


何となく、話の流れを理解した…ようだった。


気になるなら、しっかり食え。
乳製品がいい、とか言われたんだろ?

なんて。



哲は、私の宥め方をちょっと変えた、のかも知れないような言い方を、した。




私の行ったエステサロンの偉いひとと、担当エステティシャンとが、私に謝罪の電話を掛けてきたのは、翌日の事。


………………真ちゃん…。

……あんた…何言ったの?





~終わり~