宣言どおり、私はお昼ご飯に、チーズをたくさんおろし入れたクリームパスタを作って。

哲と真ちゃんのお皿に、鶏肉とアスパラを、のせた。

私のお皿には、さらにペコリーノチーズを削る。




「パンあるけど…いる?」

「いる」


哲は、たくさん食べてくれるから。
私は安心して、色々な料理ができるんだ。


哲は優しいから。

…私は安心して……毎日を過ごしてる…



…だから……私…。



………しゅーん。






「………………蜜…」


一体なんなんだ、さっきから。
なに、そんな落ち込むような事があった。

言ってみ?





哲は、優しい…から。

だから……。



「…哲には…言えない」


めそり、と。
私は真ちゃんに、泣きついた。