「お、ピカピカじゃん」 「…………うん」 帰宅早々、昨夜から泊まっていた真ちゃんに。 ちょっと触らせて、と、頬やら腕やらを撫でられた私だけれども。 「元気ねぇな…どうしたのョ」 「………なんでもな…」 …ちょっ…どこまで触るの! お触り禁止だよ!? 金取るよ!? ぺろ、とシャツの背中をめくり上げた真ちゃんの手を叩いて、私は。 はぁぁ、と、勢いのないため息を、ついた。