玲Side

その女の子は興味なさげに
こっちを見て踵を返した
なんだあの態度
ま、いっか
俺はホテルに向かった

「…っあっ…れいっ」

女の子が声を出す
気持悪い…
だけど、金の為なら何でもする

「れい…もっとぉ」

なんて、お前これ以上したら
もたないくせに何言ってんだよ
女の子は疲れて眠ってしまった。
女の子が寝てる間にシャワーを浴びに行った
そして、さっきの女の子のことを
思い出していた
見た目は弱そうなのに強いってギャップが面白い
普通は泣くか立ち尽くすだろうけど
その子はビクともせずにいた
また会えるだろうか
なんて考えていた