一瞬何が起きたか分からず、呆然と部屋を見つめる。 そして、机上に置かれた紙に気づいた。 歩み寄り、そのヘタクソな字を見つめる。 「お世話になりました。 ありがとうございました。 さようなら」 素っ気ない、たった三行の別れの言葉