「あっ、危ねぇぇ!」


「どうなるかと思った…」




母がドアを開ける数秒の間、学習机に向かい如何にも勉強中という体を見せつけた。


何というファインプレーだろう。


これから先何があっても乗り越えられる気がしてくる。