───── ───────… 「で、でも俺告白なんか…」 「何言ってんだよ、山田。どうなるかなんて分かんねーだろ!? 当たって砕けろよ。今言わないでいつ言うの?」 「分かった!先生、俺砕けに行ってくる」 山田善一は勢いよく椅子から立ち上がり、職員室から出て行った。 よし、当たってこいっ。 翔悟が一人にやにやしていると、隣の席の千葉先生が笑った。 「また恋愛相談ですか、八代先生」