あのとき会った、幼く可愛い少女は

凛々しく美しい女性になっていた



想いの昂りを抑えられず
ついしてしまったキス――

一瞬…
強張った優の体に、恐怖を抱く

急にしてしまったから…
もしかしたら…

嫌われた?



けれど小さな手が俺の裾をキュッと掴んで離さない

…きみは、孤独なの?

…俺と同じだね


会ったのは2度目なのに
心はこんなにも君でいっぱい

俺は、十分幸せだ