「ごめんな。
次は、俺よりいい奴見つけろよ…じゃあな」


待って…!
私は納得してない…!

だけど、引きとめられなかった。

小さくなる背中は、閉じ込めたくなる過去を思い出させて、わたしは頭を抱えた。