ダメだ、授業なんて受けられない。


先生の話しが耳に入らないほど

頭の中は篠田くんで埋め尽くされた。



私のすべてを支配する。


こんなに近くにいるのに見つめることも出来なくなった。



直視出来ない。



…輝いていて。



私のとなりに……


こんなに近くに……




篠田くんがいる。




それだけで、こんなにも世界は変わるんだ。