3人で可笑しくなって、笑っていると……



―――ガラッ


いきなり教室のドアが開いた。


うるさかった教室が静まり返る。

教室に入ってきた人物をみんな見つめていた。




「……高畑くん」



眠そうな顔をして入ってきた高畑くん。


でも私たちの方を見て笑顔になった。



「麻央、おはよー」



なんとなく、懐かしい笑顔。