鏡の前で深呼吸。

こんな隈のあるような顔じゃダメだよね。
少しでも可愛くなろう、。


そして少し気合いを入れた。




と、そこで……




「麻央ー!?早くしないと遅刻するわよー?」



お母さんの声。




恐る恐る時計を見ると……

もう家をでるいつもの時間。



「えぇ!?早くしないとっ!」




バタバタと準備する。



「行ってきます!」



そして慌てて家をでた。