なんで?
って思うし、こんなことだけで舞い上がっちゃう。


落ち着いて考えてみたら、
『篠田くんからのメール』
なんて、胸が弾む。


思わず飛び跳ねちゃうぐらい。


きっと、篠田くんの顔を見たら爆発してしまうだろう。



自惚れるのはダメだって分かってる。



勝手に期待したって、
叶うわけない。


相手は、学校1のイケメンで、モテモテで……

ましてや話したことだってない。


期待するだけ無駄。



そんなことは分かってる。




でも……


期待せずにはいられないんだ。





――少しは離れてた距離が縮まったかな?



って。