「お前、最近おかしくね?」






「へ!?」






井上先輩の隣をちゃっかりキープしつつ、人1人分は空いてる距離。








今は部活中だが、この読書部ではただみんなが好きな漫画や小説を持ち込んで部室で読むだけだから、活動っていう活動はなくみんな自由に過ごしている。








「いや、なんか最近は妙に突っかかってこないし」






「そ、そんなことないじゃないですか!ほんと、先輩って変ですよね!」







「あぁん?」