『それに…』

『ん?』

『やっぱなんでもない。』

『は?言え。』

『いやじゃ。』


そんな会話をしながら家路に着いた。


『じゃあね。ありがとう。』

『あっ。林歌。』

『何?』

『アドレス教えてくれない?』

『いいよ。じゃぁ赤外線受信で。』

……………。

『はい。終わり。』

『ありがと。じゃぁね。』

自分の部屋に行ってからお風呂に入った。