…というか、あの。
私、の、顔を、、
その…………。
…………包んでますよね!?
これ、端からみたら勘違いされるんじゃないの!?
―――こんな風に考えて赤くなってしまう私は、やはり変態なのでしょうか。
「はー、面白かった♪」
そういい佐々木は何事もなかったかのように手を離した。
あまりにも自然過ぎて、私の自意識過剰だったのかな…とへこむ自分がいる。
しかしそれと同時に、佐々木への想いを再確認。
───佐々木はどう思ってるのかな、私のこと。
でも佐々木はそんな私を気にもかけず
「そろそろだね…帰ろっか。」
と帰る準備をし始めた。