「しょうがないな~。 捨てといてあげる。 はい、言うことは?」 と言うと、 「え?何のこと?」 とぼける加藤氏。 く…、とぼける顔も可愛いぞ! 「えー、これのこと。」シャー針を指差す私。 「はい、お礼は?」 と手を出すと、 ペシっと手を置き、前を向いてしまった。 …今のお手? あー可愛い! そんな私たちを冷ややかな目で見る佐々木くん。 …うん、気づかないフリがベストだよね。