内気な性格で、もじもじしてる私とは対照的な二人。
小さなころからずっと一緒だった二人。
小さなことですぐくよくよする私を、ずっと支えてくれた二人。
変わりたい。そして支えたい。
私は野球部の部室のドアを開けた。
ちゅぽっ、じゅぽっ、ちゅぽっ…
私は荷物を落とした。
メガネをかけたおとなしそうな女性が、パンツをおろして四つん這いになり、野球部員から肉棒を突っ込まれている。
おそらく女子マネである女性は、気持ちよさそうに激しく腰をふる部員とは対照的に、無言でスパイクの手入れをしている。
うっ
という声とともに部員はメガネ女子から肉棒を抜き、白濁液を女子のおしりにぶちまけた。
ゴムはしていない。
と、間髪入れずに別の部員がマネージャーの股に自身の肉棒を押し付けている。
女子マネは相変わらず淡々とスパイクの手入れをしている。
「な…な…な…」
声が出ない。
アイコが深いため息をついてしゃべりだす。
「うちの学校の野球部はね、一軍に上がったら女子マネに下のお世話もしてもらうの。それが二軍のモチベーションアップにもなるし、一軍も日頃から充実してるからよそで問題を起こさないの。」
不意に背後から大きな人影が表れ、あわてて飛びのいた。
ユウだ。
「あれっ、カナじゃん。どうしたの?こんなとこで。」
「野球部の女子マネになりたいんだって。」
アイコが慣れた手つきでユウの荷物を受け取り、上着を脱がす。
「へぇ~、めっちゃ大変だけどカナ、大丈夫!?」
「まあカナはマネージャー初心者だから、最初は二軍からでしょ。」
アイコがカチャカチャとユウのベルトを外す。
ぼろんっ、とユウの肉棒が姿を表した。
小さいころ見たユウのアソコとは全然違う。
というか大人のアソコって見るの、初めて…
アイコがユウの肉棒の先をペロリと舐めると…
むくっ
むくむくっ
ユウの肉棒がどんどん形を変える。
じゅるっ、じゅるっ…
アイコが肉棒をくわえたまま、激しく頭を前後させる。
私は腰が抜け、その場にへたりこんだ。
股が冷たい。心とは裏腹に濡れているんだろう。
涙が出た。
不意に肩を叩かれ、壁に飛びのいた。
そこには、下半身を勃起させた部員が、ニヤニヤしながら立っていた。
生理的に受け付けない。
そう表現するのが最も適切な部員が、膨張した肉棒をつきだしてくる。
「俺のもきれいにしてくれよ。」
そう言いながら部員は、完全に皮を被っていた肉棒の先をペロリとめくった。
臭い!
白く汚れた肉棒から、とてつもなく嫌な匂いがする。一瞬意識がとびそうになった。
その瞬間、肉棒が私の口の中に突っ込まれた。
苦い!
とびそうになった意識が、あまりの気持ち悪さで戻ってきた。
肉棒の先のざらざらしたものが限りなく苦い。
やばい、吐きそう。
助けて、アイコ、ユウ…。
アイコとユウは、互いに絡みつき、激しく腰を動かしあっていた。
端正な顔立ちと引き締まった体のユウは、まるで神話の登場人物かと思えるように美しく見え、そのユウの情熱を受け止め続けるアイコは、今まで見たことないくらい妖艶だった。
きれい…
そう思ったとき、一人の部員がアイコの所に近づいてきた。
アイコの口に下半身を近づけた瞬間、ユウの雰囲気が変わった。
アイコに手を出すな…!
そうとも感じるユウの迫力に、部員はすごすごと退いてしまった。
ユウは、ああやってアイコを守ってるんだ。
いいな…。