二人と別れて、歩いてると電話がなった



『さっきの、子だよな?
俺太輔…、』




「さっきの、あの私結愛です
飲み物ありがとう、すごく美味しかった」





『俺結構、あーいうの嫌いじゃないんだ
明日また、あの場所で会えないか?』



電話から聞こえるのは心地よい声だった。




「いいですよ、
私でよければ」




私は思ったことを口にした。




『よかった。
今日と同じ時間に待ってる』