〜恵里加side〜


はぁ。疲れた


まさか藺月と付き合えるなんて…


私ものすごく幸せ者な気がする…


私は幸せ。


……藺月は?


私なんかでいいのだろうか


珠琴のことが好きなんじゃなかったのかな…


そんなことを考えると胸が痛む

恵「もう気にしない気にしない」

駅から私の家まではすぐだ。

ただでさえ短い距離が、


なぜかいつもより短くかんじる


恵「ただいま」