電車に乗った。

土曜日ということもあり、電車は混んでいて、座る場所などなかった。


飛「…立つか」

珠「うん!」

その時、電車が揺れた

軽い珠琴は、すぐに転びかけた


飛「おっと…大丈夫か?」

珠「うんっ、ごめんねぇ」

しっかし、危なっかしい。

飛「俺の腕につかまってろ」

珠「う、うん//」

珠琴はほおを赤らめ、俺の腕に抱きつくようにつかまってきた。

飛≪ドキッ≫

これがただの女なら、ぶっ飛ばしてるところだが、珠琴は許せた。



駅に着いた。


飛「降りようか」

珠「うんっ」

なぜか、珠琴は俺の手をつないだままだった。


でも、ずっとこのままでいいとも思えた。