〜藺月side〜


楽しかったな。

藺「ただいま」

父「おかえり」

いつも俺を出迎えるのは、父さん。

母さんは、ずいぶん前に父さんと離婚。妹と一緒に、俺と父さんと兄さんを残して出て行った。その頃俺は4歳。あまり母さんのことも妹の事も覚えていない。妹は、月果つきか。その時3歳。


藺「兄さんは?」

父「二階。呼んでこい」

藺「わかった」

藺「沙月 さつき兄さん、ご飯」

沙「ん」

沙月兄さんがきた

3「いただきます」


ご飯を食べながら、飛雄に、メール。

俺、わかったことがある。

恵里加ちゃんが好き………