〜飛雄side〜


そんな最悪の昼休みが終わった。


俺ら4人は、全員帰宅部だ。帰る方向は、俺と珠琴、藺月と恵里加の二手に別れる。帰る直前別れ際の教室で

藺「なー、今日最悪だったし、気晴らしに4人で出かけね?」

藺月、たまにはいいこと言うな

恵「どこいく?」

珠「んーとね、遊園地!」

恵「あほか」

珠「えぇー…」

藺「また、休みの日とかに、行こうな。」

珠「うん!」

恵「じゃ、新しく駅前にできたショッピングモールは?」

珠・藺「賛成!」

飛「おっけ。」

藺「じゃあ、4時に駅前のパン屋集合な。遅れた奴は全員にジュースおごれよ!」

珠「わかったー♪」

飛「ん。」

恵「りょーかい。」


藺月がジュースをおごる運命になることは、俺の目には見えてる。だって、あいつがまともに集合時間にきた試しは一度もねぇ。

珠「じゃあ、あとでねー♪」

藺「じゃな」

恵「あとで。」

みんなが帰りだした。すると

珠「ひー君、一緒に帰ろ!」

飛≪ドキッ≫

飛「おう…」

珠「やった♪」

2人で帰った。

珠「じゃあねー♪」

飛「おぅ」


なんか、久しぶりに楽しかった。

家につき、準備をして家を出た。