「よう、蒼汰!どーだい?転校生は」
早速厄介なのが来たぞ…
「どれどれー?うわっ!やっべぇ!滅茶苦茶美人じゃん!」
あーあ、こりゃめんどくさいことになったな…
「なぁ、やばくね?この学年で絶対一番じゃね?」
「うん、まあそーだろーな」
だいぶ美人だもんな…
そう思いながら俺は彼女の顔を眺める
整った顔のパーツ、完璧なスタイル
モデルって言われても納得してしまうようなそんな容姿だ
笑顔も極上のスマイルっていう言葉がぴったりなものだ
でも、何か俺にはその笑顔が引っかかった
そして、一瞬…
彼女の目が冷たい氷のような視線になった気がした