「えっと…駿河くん?だったかしら?」



「あぁ、はい」



急に名前を呼ばれてびっくりした





あ、俺、席を外したほうが良かった…






なんて、俺は気の利かない奴なんだ…







「どこか、誰にも聞かれずに落ち着いて話ができる場所はないかしら?」






予想外のことを聞かれて一瞬、頭が真っ白になった






あ、俺は、ここにいても良かったんだな…






って!そんなことじゃなくて!







「それなら、生徒会室を貸すよ


あそこなら人は来ないし、話は聞かれないはずだよ」







「ありがとう…じゃあ、行きましょうか」








「…////」







最後の笑顔…






完璧にやられた…








不意打ちだ……!








可愛すぎる…