その夜、あたしは泣崩れた。

「美結…ごめんね。」

あたしは眠りについた。


「…!!」

ここは夢?身体が軽くてふわっとなる。

「花恋…花恋?」

「お婆ちゃん!」

死んだお婆ちゃんが現れた。

「花恋。あなたは、何かを投げ棄てようとしてるわね…?」

「えっ…?」

「努力は、報われる。必ずね。あたしはあなたを信じてる。星となり、空から見てるからね…。」

そう言ってお婆ちゃんが消えていった。