何時間まとうと、流星群は見えない。

もう、夜中の2時を指していた。

お兄ちゃんは、草むらで居眠り。

あたしは、ひたすら空を見る。

「お婆ちゃん…。」

美結…。待っててね。必ず助けるから。

お婆ちゃんお願い。あたしに、力を貸して。

あたしは、空をみておもう。

美結が、目を覚ましますように
美結が、目を覚ましますように
美結が、目を覚ましますように…。

「お願い…。届いてっ!」


「っ…!??」

そこには、たくさんの星たちが飛び交うように、流れていた。

「ペルセウス座流星群…?!」

あたしは、再び唱える

美結が、目を覚ましますように
美結が、目を覚ましますように
美結が、目を覚ましますように…。

「お願い…。」

すると、あたしは、急に力が抜けて倒れてしまった。