「…わりぃな,呼び止めて 楽しんで来いょ。じゃぁな」
そう言って,タクヤは行ってしまった
何ょ…
「タクヤ先輩…本当に美雨が好きなんだね…」
今まで黙っていた
ユウカがいきなり口を開いた
『えっ?』
「タクヤ先輩,悲しそうな顔してたし…」
『ヤった後,いつもあんな顔するょ?』
「それだけ,美雨が好きで美雨の気持ちは自分に向いてないから辛いんじゃない?」
そーなの?
タクヤも遊びでしょ?
『まぁ,いいや。行こう?』
私とユウカは歩き出した
一年生の前を通っていると,
「美雨先輩!」
え?
振り返ると,一年生らしき男がいた
『だれ?』
「俺,ユウキって言います。よければ付き合ってくれませんか?」
顔はすごくかっこいい
タクヤと争えるくらい
後は,セックスの上手さ…か
ユウキは私に歩み寄ってきた
耳元で,
「俺,以外と上手いょ?ニヤッ」
ふっ…
結局ユウキも体目当て…か
『ユウカ…先に行っててくれる?後から行くから。』
「わかったぁ。駅前のカラオケねー」
『りょーかいっ』
ユウカは行ってしまった
『楽しませてくれるんでしょ?』
「あぁ,保健室行こっ」
私はユウキに手を取られ,
保健室に向かった
こいつ慣れてるなっ
保健室につくと,
いきなりベッドに押し倒されて
キスをされた
私はまた…
愛のない行為をする。
行為が終わり,服を着ていると,
「俺は合格?ニヤッ」
確かに,ユウキは上手かった…
だけど…
『不合格』
そう言い残して,私は保健室を出た
なんで,不合格にしたのか
分からない…
ユウキは私が求める物は
全て持っていたのに…
なんでだろぅ…
自分でもわからない…