なんで,雫の笑顔が頭から
離れないのょっ…

所詮遊びでしょ?
私が本気になるわけないじゃない…

本気に…なんてならなぃ…

~美雨~

あ…ダイキとの
思い出がフラッシュバックしてきた

~離さねぇから~

バカみたい…

~ずーっと一緒だかんな?~

なにがずっと一緒ょ…
そんな言葉を信じた私もバカだけど…

私はいつの間にか、眠りについた

~美雨~

ん?ダイキ…?

~美雨~

~美雨~

~美雨~

やめてょ…!
今さら、私の心をかき乱さないで…

バンッ

私は勢いよく起きた

全身には嫌な汗が流れていた

はぁ…
久しぶりにこんな夢見たな…

携帯を開くと,雫から
メールが来ていた

一瞬,胸が高鳴った。

開くと、
[何かあったら,言ってこい。]

え…
私の事を見透かしているよーな感じ…

このメールが来ていたのは
今から,二時間前。

しかも,今は夜中の一時

来るわけないって分かってる…
だけど…

[会いたい]

そぅ、送っていた。

ははっ…
私なにやってんだろ…

寝てるに決まってるし…

てか、私から
会いたいとか言うなんて
すっごぃレアなんですけど…