待ち合わせ場所のドンキ・ホーテ前
に黒服の男達がたくさんいる中、
今時珍しい金髪ロン毛がはしゃぎながら
こっちへ向かってくる。
『歩美ちゃーーーん!』
大声で呼ぶなぁ!
仲間だと思われたくない歩美。
そんな事は不可能で…。
『歩美ちゃんありがとね!
今日はよろしく!あ、お友達?名前は?』
『あ、リサで〜す☆』
『リサちゃんね♪よろしく!
うんうん、キャバ嬢って感じで可愛い!』
『まぢすか〜☆』
リサと黒服のきゃぴきゃぴした
会話を聞いて思った。
リサってこんな喋り方するんだ、
なんだか、夜の世界が怖く感じた。