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ガラリと保健室の扉を開けると同時に香る、消毒液の独特の臭い。



「失礼しま…って、先生いないのね…」



そこには、いつも白衣を着ている先生は居なかった。



「うーん…」



このでこ、どうしよう。

さすさすと額をさすってると、ガラリと開く扉。



「あ、せんせ………い」

「…あれ。委員長じゃん」



う、うそ…！？
神山 大地！？なんで！？



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