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「な、わたしは美華と食べるの!それになんでわたしがあんたなんかと…」

「あ、綾愛。わたしは全然大丈夫だよっ?」

「ちょ、美華!?」

「だってさ。よし、行こう」

「な、待っ、ちょっ」



日本語さえもままならないまま、わたしは神山 大地にグイグイ手を引かれて、どこかに連れてかれる。



…視線が…、ものすごく痛い。
特に女子。

こうなると、やっぱり神山 大地はモテているんだ。


…まあわたしは…、興味ない、けど。




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