. * 何事もなく、昼休みの時間になった。 里依紗は言っていた通りバスケ部の集まりがあるので、わたしは美華と屋上で食べることにした。 「じゃあ行こうか、美華」 「うん!…って、綾愛、あそこ見て!」 「ん?なに………」 美華が指差すのは、教室の出入り口。そこには……。 「あ、居た。 委員長、飯食お」 「な、神山 大地…!」 い、今何と? 飯食お? だれと? 神山 大地と…、わたしが!? .