ついに耐えきれなくなった
私は中2の頃に逃げだした。


施設に保護されたのだ。


施設の人はいい人ばかりで
とても温かかった。




でも、心の傷は消えない。


誰も信用できない。
信用なんかしたくない。




もう大切な人は失いたくない。


だったら初めから大切な人
なんかいなきゃいいんだ。


私には大切な人なんかいらない。






私はそういって心を閉ざしていった。