みーんながかえったあと

『凌くんっ!』

『あ、み、美和ちゃん!』

『ふふっいこっか?』

真っ赤な大塚をつれて

あたしんちへ

『美和ちゃん、ここ、美和ちゃんち?』

緊張気味の大塚がきいてきた

『そーだよ?
1人暮らしなんだけどね!』

その言葉にどきっとしたのか

つばをのむ音がきこえた