どうやって帰ったか、何をやったかなんて記憶はない。


次の日俺は凛の友達のところへいく。


「なぁ、リンは?」


「凛はどこ行ったんだよ‼︎」


完璧八つ当たり。


かっこ悪りぃな。


パシンッ


俺は殴られた。


前を見ると泣いていた。


「り…凛は辛かったんだよ。


大好きな人に裏切られ、


ねぇ、しってる?


凛はボロボロになりながらバイトして自分で稼いだお金であんたの誕生日プレゼントを買ったんだよ?


あんたが凛を壊したんだ」


そして目の前で泣きわめく女。


この瞬間俺の視界の色がなくなる。


一瞬にしてグレーになった。