「……ん……りん」


誰?


「凛‼りーんー」


なんだ、流李か…。


「んむぅーあと五分ー」


って!


「流李⁉」


そこには少し顔が赤い流李がいた。


顔が赤いのはスルーして。


「なんで?部活は?」


「だってお前泣いてたから。


一人じゃ心細いだろ?」


あ…やっぱり流李は私のヒーロー。


私は流李に抱きついた。


「やっぱり…優梨きてくれなかっ…たよ?
もう…どうすればい…いの?」


流李は抱きしめてくれた。


私は今このぬくもりがないと壊れてしまう。


ありがとう…流李。


私達はそれからかえった。


でも考えるのは優梨の事で。


やっぱり優梨が好きなんだーってなるな。


どーすればいーのかな…。