とうとう、席替えがきてしまった。

案の定、横田とは離れてしまい、
隣の男子はぽっちゃりの人になってしまった。

横田の隣は、地味な目立たない女の子だった。
何故か安心した。


席替えをした放課後、教室から出ようとしたら、
横田に、止められた。


『あー、高橋ー!掃除のときの話の続き!』

[え、まだ続いてたのww]

『当たり前。お前が言うまで諦めない。』

[えー、めんどくさww]

『だからさー、席離れたじゃん?
休み時間とかも席離れたから話すのもさ
なんだからさ、アド交換しねぇ?』

[あ、うん、いいよっ]


学校に、ケータイはダメだったけど、
お互い持ってきてて隅で赤外線でアドを交換した。

普通に、平常心で答えられたけど、
内心、テンション上がって
横田が帰ったあとに友達に
[ねぇねぇ!好きな人からアド聞かれちゃったっ!]

って叫んだwwwww