コンコン
[春人くん？入るね？]
入ると少し苦しそうに寝ている春人くんがいた。
んー、そんな姿みたら一人にさせておくのが余計に心配になっちゃったよー
[春人くん、大丈夫？
私も今日、休んで家にいた方がいい？]
[ん..美紅...？]
グイっ
[ぎゃ！？]
春人くんは寝ぼけてるのか分からないけど、ベットの横にいた私の腕を引っ張ってきた
[は、春人くん？！]
[美紅...い..かな...い....で.....？]
うっ
まって、なにその仔犬みたいな目.....
行かないでって、もう完全に行かせないように抱きしめてるじゃないですか、
ドキドキしてやばい
春人くんち勘違いされちゃうよー
[わ、わかったから！離して！？]
[やだ。美紅はここにいて。]
そういうとギュっと力を強めた
なんか、いつもの春人くんと違う気がする〜！
離してって言おうとしたら
耳元で、
スースーと寝息が聞こえた。
え？寝た？！
離さないまま寝ちゃったの！？
起こすのも可哀想だよね...？
このままでいるべきなの....？
